一人暮らしの家事に疲れてしまったら、私はいっそのことサボってしまうのが一番の解決策だと思っています。
掃除をしなくても、ご飯を外食やデリカで済ませても、誰かに迷惑をかけることはないんです。
一人暮らしですから!
実は以前、私も家事を張り切りすぎて、疲れ切ってしまったことがあります。
でもむしろ疲れているときに無理にがんばって続けると、余計にストレスが貯まってしまいかねない。
逆に思い切って休んでしまうのが、長く続けられるコツだったりするんですよね。
この記事では私が一人暮らしの家事に疲れ切ってしまった時、どうやって乗り切ったのか、についてお伝えしようと思います。
もし「もう一人暮らしがイヤになってきちゃったな」というくらい家事に疲れている方がいらっしゃいましたら、どうぞ参考にしてみてください。
家事に疲れ無気力になったら、休んでもいいと思えるようになった
私は家事に疲れて無気力になってしまったことがあります。
そのとき「家事を休んでもいいんだ」って当たり前のことに、身をもって気づくことができたのです。
どうせ一人暮らしなんだし、いいじゃん。
って。(笑)
でもそう考えることで、肩の力が抜けてすごく楽になり、逆に家事に疲れる以前よりも、家事が楽しく感じられ、いろいろできることが増えたように思います。
一人暮らしって始めるときに、インテリアはこんな感じで、掃除もしっかりやって、料理も手作りで美味しいものを毎日作って……とか。
人それぞれ、理想があるじゃないですか。
それに今はSNSで家事の達人みたいな方たちの情報もたくさん見られます。
すごく整理整頓されたお部屋の様子とか。
おしゃれなキッチンで料理を作る動画とか。
私もそういうのを見るのが大好きです!
そして見ていると、私の部屋もあんな感じにしたいなって思うんですよね。
私の場合は掃除や片づけが特に苦手なんですが、苦手だからこそ、整理整頓されたお部屋とかにすごく憧れてしまいます。
そして雑誌やSNSで見かけた自分好みのキッチンやリビングをお手本に、理想に近づけようとがんばりました。
でもやってみると、意外と使いづらくて……。
それも慣れていないせいだと思い、毎日ストレスを感じながらもそのまま使い続けていました。
ところがある休日、何もかもが嫌になり寝室にこもってしまったのです。
すべての家事をすることが嫌で、何もしたくなくなりました。
キッチンなんて特に行きたくありません。
料理をする気は全く起きないので、食事は買い置きしてレトルトやインスタントを食べて済ませていました。
その食事も、寝室に持ち込んで食べていたので、今思えば家事によるうつに近かったかもしれないですね。
その日も本当なら、片付けをして掃除もして洗濯もやらなくてはいけなかったのですが、、、
私は何もせず、ただずっと寝室でゴロゴロしていました。
でもそのとき気づけたのが、自分は家事に疲れていたということ。
そして家事は疲れたら休んでもいいんだ、ということです。
一人暮らしの家事を休んだところで、誰かの生活が困るわけでもないんですから。
疲れたら、思い切って休んでしまえばいいんですよ。
一生懸命がんばっていると、自分が疲れていることにも案外気づけなかったりします。
それが日々の生活そのもののことであれば、尚更かもしれません。
でも一度休みを入れてリフレッシュすると、疲れたままで行うよりもずっと気分が楽に動けたりします。
毎日がんばっているかたは、ぜひ思い切って休んでほしいですね。
家事をサボるって最高ですよ。(笑)
家事に疲れないように完璧を目指すのをやめた
そもそも家事に疲れないように、原因を取り除くのはとても大事です。
私は完璧を目指しすぎていたのが家事疲れの原因だったので、
それをすっぱりやめました。
先ほども少し触れましたが、私なりに「こんな部屋にしたい」という理想があって。
片付けもしっかりやって掃除もこまめにして、と特に苦手な家事もがんばっていました。
でもそれが無理だったんですよね。
自分の理想と、今の自分ができること・できる許容量が合わなかったんです。
理想と現実のギャップが大きければ大きいほど、それなりに努力が必要になりますよね。
でもその努力って、どのくらいがんばらなくちゃいけないの?
と考え直すと、私の場合はかなりの努力が必要だったようで、つまりは一気に理想に近づけ過ぎたんですね。
大きな努力が必要な場合、一気にやろうとすると、私はだいたい失敗しがちです。
成功率はかなり低い……^^;
となると段階を追って近づけていくしかありません。
一気に完璧を求めるのではなく、ゆっくりでも徐々に近づけていけば、疲れが溜まって無気力になるのも防げるかも、と考えたのです。
今の私のキッチンやリビングは、実は結構ものが散らかっています。(苦笑)
それでも少しずつ、今回はこの部分だけ、今度はこっちのコーナーだけ、というように、片付けをテコ入れするスペースを区切ってやっています。
そうするとちょっと片付いただけでも気分がスッキリするし、「私やるじゃん」と自画自賛できて、家事に疲れることもほぼなくなってきました。
理想の部屋には程遠いけど、家事疲れで部屋に引きこもるくらいつらいよりは、ずっとマシだと思います。
まとめ
家事は毎日あります。
特に一人暮らしの家事は、誰かが手伝ってくれるわけじゃありません。
(手伝ってくれる人がいたら、それはすごく幸福です!羨ましい!笑)
頼りになるのは自分だけ。
そんな自分のことを、もっと楽させてあげることが、長く続くコツなんだと私は思います。
家事をがんばるのもいいけど、疲れて続かなくなってしまうようでは本末転倒です。
何より自分が一番つらいですよね。
仕事よりも生活がつらいのって、本当に厳しいじゃないですか。
家事はサボっても大丈夫。
家事に完璧を求めすぎない。
そう考えると私はすごく楽になり、逆に家事が少し楽しくなったくらいでした。
もし今、一人暮らしの家事に疲れてつらい方がいたら、一度サボって、完璧を求めるのをやめてみてください。(笑)
きっと気分が楽になります。
そしてもしかしたら、家事に前向きに取り組めるかもしれませんよ。